今週も始まりました。

午前中はSKYACTIVの煤取りです。
今日はアテゴン(アテンザワゴン)です。
すでに去年からチェックランプが点灯しています…
もう、排ガス臭がすごく臭いです。
診断機では”EGR流量不足”です。あまりに現状が酷かったので写真撮り忘れました。
仕事の休憩に車内でアイドリングで過ごしている間が多いとのことで、
ある意味「シビアコンディション」です、
予想通りEGRクーラーは再起不能で新品に交換が必要でした。

走行距離23マンキロを超えていましたが、作業後は普通に走ります。
上手に乗ればまだしばらく行けそうです。

ユーザー様は笑顔で、雪でクルマが立ち往生している関ケ原方面に向けて
出発されました。大丈夫でしょうか・・・
せっかく修理したのに名神でアイドリングで立ち往生は避けて欲しいです。

ほんで、お預かり中のFD3Sですが、日曜日にオーナーが見に来て
現状の説明をしました。
「タービンのブローバイがI/C内で凝固してオイルベタベタかもしれません」と
説明したら、「金に糸目を付けぬので、綺麗にしとけよ」とか言ったかどうか・・・
一応外して見ましたが、思ったほど出ませんでした。

このタイプのARC製I/C「インタークーラー」は、
各部の取り付けブラケットのネジ穴が内部に貫通しています。
ブローバイが増えてくると、取付ボルトやブラケットの僅かな隙間から
オイルミストが吹き出して、周辺に溜まったり、汚したりします

この辺の処理を、ちゃんとやっておかないと、エンジンルームがコテコテになってきます。
ちなみに弊社製の新型はこの貫通ネジ穴を別部品で非貫通にして、対策しています。

まあ、ボクがその辺をグズグズやっているうちに、タービンがエンジンに搭載されましたとのことです。

引き続き作業は続きます。