SKYACTIVE-Dは定期的にDPFを再生させながら走っているのは御存じの通りです。

今回は”ちょいのり”を繰り返した場合の実験です。

通勤距離 片道約8km

出勤時 家から会社まで寄り道せずに出勤
退社時 会社から途中で買い物して家に帰る

7月6日(火)再生開始

7月7日 朝9時

前回再生完了からの走行距離 300.9km
DPFの堆積量 61.0%

7月8日 朝9時

前回再生完了からの走行距離 315.9km
DPFの堆積量 54.5%

7月9日 朝9時

前回再生完了からの走行距離 332.1km
DPFの堆積量 44.8%

7月7日から9日の間で約30km走っていますが、
DPFの堆積量は16.2%下がっただけで依然として再生中です。

DPFの堆積量が燃焼する条件として・・・
1,水温が上がって暖気モードを抜けている。
2,エンジンのポスト噴射が始まってDPFの温度が600℃前後まで上がっている。
3,そのまま連続で20km程度走行する。

というようなことが経験上ですが分かって来ています。

以前に実験した結果

ポスト噴射が始まってから、DPFの温度が上がり燃焼が進むまでに5kmくらいは
走らないといけないので、僕の通勤距離ではDPFが高温になって煤が燃えだしたら
会社についてしまいます。
帰りはスーパーでビールを買ってしまうと、せっかくポスト噴射で吹いた燃料が全部無駄になり、
オイルが希釈されてシャバシャバになっただけです。

参考文献(シェル ルブリカンツ ジャパン株式会社)

結果この数日の燃費は一桁台に転落しました。

やはり定説通り、
なるべく再生中は遠回りして
帰った方がよさそうです。

追記

結局、この調子で走っていると
良からぬことになりそうなので、
昨晩は帰宅時にバイパスを走って
完全に再生を終わらせました。

約350km走りました。

入庫車については、
オドメーターと再生回数をチェックして
平均の再生距離を算出しています。
概ね200~300kmが平均ですが、
稀に300kmを超える車もあります。

しかし、インマニはつまっていることが多いので
再生距離は目安にはなりますが、絶対ではないようです。