前回までのあらすじ…

インスツルメントメーターを最新のTFTメーターに入れ替えましたが、
欲掻いて余分なことをしたために360度ビューモニターの設定を飛ばしてしまい、
せっかくの便利な機能をお釈迦にしてしまった、馬鹿な私です。トホホ

その後、「まあ、ディーラーでカメラのエーミング(初期化)すれば復活や」と
少々の出費は覚悟してディーラーのフロントのT氏に泣きついて、エーミングに行ったわけです。
メカさんが、クルマの中心線出してエーミング用のマットを既定の位置に引いて
M-DASという近代化MAZDA車の診断ソフトで「VMCエーミング」モードに入れて、
4カ所のカメラ(フロント、左右、リア)を調整してくれればすぐに復活すると思ったんです。

まあ、こんな感じでターゲットの垂れ幕を所定の位置に敷いてカメラに読み込ませればOKと
完全に楽観視して、ディーラーの商談テーブルでアイスコーヒー飲んでました。

しかし、世の中そんなに甘くない。
「店長さ~ん、エラーが続発していてエーミングモードになりませ~ん」って・・・
「んじゃ、どうすればいいのでしょう?」の問いに無情にも
「ユニット交換ですね~」・・・
ディーラーで使用している故障診断機は弊社で使用している次世代型の非常に丁寧で
なんでも応えてくれる優秀なやつです、たしか「M-DAS」とかいうオンライン型の診断ソフトです。
そいつの出す答えなので間違いはありません。ちなみにユニットは3まんえんちょぼちょぼで
再度エーミングをいちからやり直しになります。
もう、目の前が真っ暗になり、当日の天気同様僕の心の中はじゃじゃ降りの雨でした。

出てきたエラーの番号が ”15” なんですが、
これが何を意味するかというと・・・

「360°ビュー・モニター・コントロール・モジュールの内部不良によりエーミングできない」とのことです。

カメラの設定をミスったくらいで、ユニットまでぶっ壊れるとは…泣けます。

いちおう顛末を社長に報告すると
「しばらく乗っとけや、マイチェン後のSHエンジンも勉強やろ」との暖かい言葉を戴きましたが、
日本語は難しく、
表もあれば裏のあるので真に受けてはいけません。飽くまで、作業を完了するのが目的です。

しかも、タイミングが悪く先日のRX-8の問題やらなんやらかんやらで、
時間だけが過ぎていき、だんだん夜も寝られなくなってきて(大袈裟)

CX-5の場合このユニットがどこについているかというと…
助手席のフロア下です。

ユニットのサイズは、
i-PHONEを分厚くしたくらいの大きさで、
某国産家電大手メーカー製の様です

分解して基板を見てみましたが、
焦げたり、液漏れしたり
見た感じの不良はありません。