最近は、コロナ禍の関係であちこちのイベントが無くなってしまいました。
予定では今年も2月にパシフィコ横浜で行われるイベントに出展予定でしたが…

皆様あけましておめでとうございます…(遅)

今年もよろしくお願いします。

政府が『帰省するな』とのことですが、
実家のガレージの雪用のつっかえ棒を
立てないと、
”ガレージが倒壊するぞ!!”との
神の声を聞いてちょっとだけ
帰りました。
案の定年末から降りましたので、
毎日ダラダラと過ごし
アテンザのPCMのデータを研究していました。

最近はイベント時の荷物が増えたので、大抵、CX-5とアテンザの2台が荷物カーとなるのです。
関東方面向きで新東名を通る時が屈辱で、CX-5はMRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)が、
最新の為、[全車速追従機能付]です。

この[全車速追従機能付]になると、

追従可能な速度 : 約30km/h~高速域 になります。

~高速域ってどうよ…ひゃくはちじゅっきろでもOKらしいです。

新東名の制限速度が一部120㎞/hになっても、
余裕で120㎞/hで巡行です。
花歌歌いながら、
耳くそほじってても勝手に走ってくれます。

でもアテンザのそれは、とても残念なことに一世代古いので、設定の上限が115㎞/hなんです。

新東名では制限速度まで達しません。
下っ端の運転するアテンザはどんどん置いて行かれます。
僕はいつも助手席て、悔し涙に頬を濡らして、
”いつかは追い越してやると!…いつも運転してくれるスタッフの若者を楽にさせてあげよう”と
心に誓っていたのです。

昨年12月ごろより、マジで取り組んできました。
最近の車は、あちこち車内の各部署に
担当コンピュータがいて、
そこからの情報をCAN-BUSに載せて、
メインのPCMと通信させています。

MRCCについても、
専用のコンピュータがあるようで、
こいつが制限速度の情報をもっている
のであればお手上げです。

それでも、約1か月間仕事の合間や、
朝晩ず~~~~と、考えてました。

この 32bit ECUは、メモリー空間も広くて
FCやFDのタイプとは全く考え方が違います。

ましてや、昭和のZ80や8086時代の
僕の頭では最初は”ちんぷんかんぷん”でした。

でも、最近のネットの情報を検索しまくって、
RERE3の作者の胃の上さんに相談したり、
毎日毎日考えていました。

色々やってるうちに、
1月2日に初夢と共に枕元に

ネ申が光臨しました。

実家で該当データをスキャンしなおし、
ある程度あたりを付けて10通りくらい
サンプルを造りました。

昨晩、正月休み返上で帰還して、
今朝から某なんちゃらサーキットで
テストです。
(公道では危ないので…)

”115”をいきなり”180”にするのは、
間違っていた時に怖いので、
遠慮気味な設定でスタートですw。

まあ、最初からはうまくいきません。

走って→書き換えて→走って→書き換えて

そのうちに、

(゚∀゚)キタコレ!!―

早速、社長に報告したところ、
『下限のリミッターは外せてないのか…』

そうです、アテンザのMRCCは、
前車が30㎞/h以下になると、
自動運転を解除してしまうので、
当然そこもやれとのことです。
涙目…

ここで夢から覚めました…?

追記
データを書き換えると、
燃費モニターがリセットされますので、
写真の燃費は走行直後の物です。
しばらく走ると元に戻ります。

やっと、下限のスピードの制限も解除しました。

こちらをご覧ください