今日、杉田メカと話をしていて、

『最速の吸気温センサー交換方法』

を、編み出したということで、教えてもらいました。

準備するもの。

1,17×19のメガネレンチ
全長300㎜くらいで、首の立ち上がりが75度くらいの物1本。

これを半分くらいでカットします。
サンダーが高速カッターでカットしたようです。
切り口はケガしない様にバリ取りしておきましょう。

これだけです。

あまり、丈夫そうなメガネですとセンサーにかけにくいようですので、
立ち上がり部の華奢なものがいいらしいです。

作業としては、

1,センサーのカプラーを外す。
バルクヘッド側からエクステンションマニホールドの裏側に手を入れて、
カプラーのロックを解除してセンサー本体から外す。
今日の対象車の場合、ロックが車体前方向きになってましたので、
最悪の向きでしたが手首の関節を外すことで、ロックが外せました…(嘘)

2,センサーに19㎜のレンチを掛けて渾身の力を掛けて緩める。
ここで、レンチが長すぎるとバルクヘッドに当たって回せません。
短いと力が入りません。

今回は非力な僕でも緩められましたが、
きつければ確実にレンチを掛けておいて、ハンマーで”カチン”といきますかね。

レンチ掛けた感じは下の写真のとおりです。

センサーの取り付けベース部分は、微妙に角度がついてますので、
レンチが確実にセンサーに掛かるように探ってから力を掛けてください。
不完全な状態で力を掛けてセンサーを舐めると全バラです。

今までの苦労が水の泡になります。

少しレンチで緩めると、あとは指で回せます。
しかし、センサーには平ワッシャみたいなガスケットが入っていますので、
外す際に落とさない様に”そぉ~~と”とりはずしてください。
ひょっとするとガスケットだけがマニ側に貼りついているかも
しれないので油断しないでください。

あとは逆の手順で、高速応答タイプのセンサーと交換してください。
新しいガスケットが付属していますので落とさない様にセンサーの穴を
探りながら取り付けてください。
また、斜めに入れてネジ山舐めない様に気を付けてください。

ガスケットを落とすかも…という心配性な…というか不器用な…あなたは、
瞬間接着剤や粘度の高いグリスをほんのちょっとだけ塗って
ガスケットを予めセンサーにくっつけときましょう。

締めるときは17㎜です。
新しいのはハーネスが少し長いので、純正より楽に嵌められると思います。

センサーを緩めるところまでは実際に作業してみましたが、
あとは脳内でのイメージですので、実際と多少違いがあるかもしれません。
そんときは上手く工夫してください。

では、頑張ってみてください…

あとセンサーについては、しばらく売り切れになってましたが、再入荷しましたので、
こちらからお買い求めください。