ようやく探し出した最高の一台
FD3Sの最終型(6型)です。
6型の特権としてBOSCH製EBD搭載により前後輪の制動力配分を可変させるとか、
ガラスが曇った時にデフロスタにすると自動的に外気導入でエアコンが入るとか、
気の利いたことが追加された最終完成形です。

先日、手に入れて色々とメンテナンスを続けていますが、
何かがおかしい、いつもと違う・・・

走行距離は10万キロなんて、全然走っていませんが、予防交換で燃料ポンプを交換してみます・・・

早速、ポンプの蓋を外して見ると・・・何か違和感が・・・

何か沈殿物が・・・

燃料ゲージのセンダーが錆びてますね・・・

携帯のカメラで念のため中を覗いて・・・

えぇぇぇぇぇ~~~~

そこには、目を疑うオカルトな光景が・・・

いつも通りのユーザーの不安を煽る光景です。

ちなみに、5型でも正常な場合はこんな感じです。

僕がクルマに乗り始めた頃は、時々ガソリンスタンドで給油の際に
スタンドのお兄さんが、それはもう悲惨な顔で・・・

「お客さん、ガソリンタンクの中が錆びてるかもしれませんよ」って
タンクのキャップの裏側の乳化したガソリンともなんともいえないものを見せてくれて

「水抜き材一本入れときましょう!!」って、満面の笑みで営業してましたけど(苦笑)
これは、マジで見逃せん。

最近は、休日にちょっと乗るだけで、普段はガレージに置きっぱなしの人が多くなってきました。

タンクのガソリンが少ない状態で放置しておくと、タンク内の空気中の水分が結露して水滴になり。
これが錆の要因の一つになると思われます。

低走行距離の中古車で外観も内装も綺麗であっても、ガソリンを入れずにおいておくとタンクが錆びているかもしれません。

燃料ポンプの出口からエンジンルームの間には当然「燃料フィルター」があるのですが、錆が酷いとこれもまた詰まっています

極端な例かも知れませんが、なるべくガソリンは入れておきましょう。

エンプティランプがついたら少し補充して・・・を繰り返していると高額な修理代を払うことになるかもしれません。

こないだ、部品照会をしたところ、FD3Sの場合燃料タンク本体はまだ在庫がありますが、
給油口からタンクまでの部品や燃料ゲージのセンダーはすでに・・・生産を終了しています。