毎月10日は…とかいいながら、一昨日もFCでしたが…本日は2台です。

一台目は山口県よりのご来店。整備士の方です。
平成元年に新車で購入されてワンオーナーで三十数年、大事に乗って来られ…?
前置きインタークーラーにしたり、TO4E+自作ハイフロー等
まあ一通りやって来られました、かなりの猛者。

しかし令和の時代を迎え、クルマの仕様も令和風に変更されてきました。
ざっくりいうと、ARCインタークーラーRECHARGE-SPL、RECHARGEスポーツタービン、Racingbeatマフラー
3点セットを中心に見た感じ純正風です…
しかし、以前のハードチューンの名残で、フロントパイプや社外触媒はそのままです。

また、社外エアフロコントローラー等で増減量できるようにしてあるので、
この辺を外して、PCMはECO化です。
PCM周りの配線はメインハーネスの加工を避けるため中継ハーネスが入っていて、
そこから後付けの部品へ信号を送っていますので、中継ハーネスを外せばまるで純正です。

社長が最新のハイフロー用のデータ入れてきたので、早速試走です。

ですが、走り出した途端に
”薄いなぁ走らん…”と、NA領域からブーストの掛かりはじめがA/F計でみても、
明らかに薄いので、中止して一旦帰ります。

後ほど、お聞きしたところ以前はGT-Rポンプで後付けプレッシャーレギュレータいれて、
イニシャル2.55㎏/c㎡だったようですが、ポンプとかデリバリーを元にもどしたので、
純正のプレッシャーレギュレータが古いまま取り残されたようです。
またインジェクターも純正と同容量ながら社外のマルチホールタイプで霧化性に配慮した
タイプに交換されているようです。
恐らく燃圧が低いのと、インジェクター交換による特性の違い(無効噴射時間等)によって、
ポンプが高圧側に切り替わるあたりで、A/Fが改善してトルクが出てくるんですが、
低回転が燃料不足で苦しい感じです。
ということで、燃料デリバリー周りを交換していただくことで、再挑戦をしていただくことになりました。
近々、”これでどうだ~~”って感じで再来されると思います。

ほんで昼からは、こちらもワンオーナーでず~と大事にされております、黒FCのご来店。

本日はセルモーターとオルタネータの交換、他ちょこちょこ。

こちらも、燃料系のホースやらインジェクターやら交換予定ですが、部品の入荷待ちです。

作業後にエンジンかけて…
”エンジン掛かるの早いわ~”
30年も経つとやはりセルもくたびれているようです…

オルタも新品で夜間も安心ですし、突然死して路上でレッカー待ちという
最悪の事態も避けられますでしょう~

FC3Sのオーナは、”濃い”ひとが多いですけど…
特に

ワンオーナーのFC乗りは…濃いわ…

FC3S(後期)用のセルやオルタは、準備可能ですのでお問い合わせください。