「その非凡さがアンフィニ~」という
コピーと共に鮮烈に登場したFD3Sですが、

アンフィニというと、
実際はFC3Sの特別仕様車として
4回登場しています。

FC3Sがマイチェンして後期型となってから
アンフィニの3型と最終の4型が
限定車として登場しています。

そんな、FC3Sの後期型アンフィニの
お客様が来店されたのが、
記録に残っているのが2019年5月でした。

試走から帰ってくるたびに、
スカッと晴れない社長の顔を見て、
何が間違ってるのかと、
原因を探すために可能性のある所を
順番に総チェックです。

タービンのオリフィスや、
ブーストコントロールの配管、
プレッシャーレギュレータやら、
インジェクターのカップラーの
破損からメインハーネスまで、

そしてたどり着いた…
クランクアングルセンサー

オーナが持参した予備と交換してみると
なぜかノッキングが収まって、
全開で踏める!!

助手席でいつも通りA/F計を
チェックしておりますが、
バッチリ パワー空燃比です。

でも、目に見えて
断線とか、ホースの差し間違いとか
確固たる「これが原因や~~」ということが
最後に納得行かないところなので、
念のため一か月このまま乗ってもらいました。
オーナーさんには、
もしノックが出ればすぐに来てもらうように
念押ししておきました。

それから一か月が経ち
本日来店されて、ノックは出なかったため、
改めて全開セッテイングが完了しました。

FCはセッテイングが決まれば速いです。FDと遜色なく、良く走ります。
でもエンジンルームは純正っぽい。クラッチも軽いし、気になるのはデフが効きすぎなこと…
僕じゃ、後輪が”ブリッ”と出たらカウンターが間に合わんだろうな~。
気を付けて乗ってください。