前回作業した、コスモ繋がりです。今日はコスモはコスモでもコスモスポーツ。
(名前しかつながっていませんが・・・)
今から五十数年前広島で誕生した、実用化ロータリーエンジンの先祖です。
僕が初めて見たのはもちろん実物でなく
TVのなかでMATの隊員が乗っている「マットビハイクル」であった。
関係ないけど、円谷プロダクションのドメインって「m-78.jp」なんだわこれが…
今時は、「ヱヴァンゲリヲン」にも登場しているので、若い人はこっちかな?
日本一コスモスポーツを修理しているガレージスターフィールドの星野社長が
積車に積んで持って来て明日まで大事に預かっといて・・・って置いて帰って、
代わりに修理を完了した、MAZDA767Bを積んで帰りました。
駐車場で近代車と並んでいる姿は「違和感」以外の何物でもない?
多分純正くらいの車高のコスモスポーツと奥に少々ローダウンしたMAZDA6です。
双方のボンネットの高さの違いが、エンジン高の違いでしょうか?
搭載される10A型のロータリーエンジンは、補器の多い13Bターボと比べると
シンプルでコンパクト。
全高は1165㎜とのことですのでFD3Sよりもまだ低いですね。
車重も1トン切ってますので、幌のロードスター990Sと同じくらいかな・・・
お尻がぺろ~んと下がっていくのが、
この当時のデザインのトレンドだったんでしょうか?
最近のウエッジシェイプとは全く違う大胆なデザイン。
シャーシ室に入れて見ましたが、まあなんとコンパクトなクルマ
ワイパーはこの時代のクルマに多い
「ケンカワイパー」です。
ジュンちゃんの乗る「ハコスカ」や510ブルの前期もそうだったと思うけど、
面白い機構ですねぇ~
このクルマは普通にキャブレターでした。
出庫の際は杉田メカが始動に挑戦していましたが、
始動の際のチョークの引き具合や、セル回すときのアクセルの開け具合が
慣れないと難しいので、なかなか苦労していました・・・
上手く初爆の来るところを見つけるのが難しいです。
翌日にはオーナーの紳士が取りに来られて、無事に帰路につきました。
(預かっていると気を遣うクルマですので安心しましたw)
そういえば、以前社長とガレージスターフィールドに仕事に行ったときは、
コスモスポーツでエンジン制御はMOTECという、
見た目とエンジン制御が全く異次元のクルマも来ていました。
あんときは、僕がデータだけ吸い上げてあとは社長が何やらゴソゴソしていたけど
もっと良く見ときゃよかったな~
お宝価格のクラッシクカーですので、
中古車は売ってるのかな~と思ってカーセンサーのHPで検索したら、
なんと3台も出ていました。もちろん『価格応談』ですがなにか・・・
実家のガレージが一台空いたので、置く場所はあるんだけどなぁ~そそられるわ~
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