ずいぶん昔ではありますが、
『道は星に聞く・・・』というCMがありました。
今でこそ当たり前にクルマについているGPSナビゲーションですが、
純正で最初に搭載したのはなんと”ユーノスコスモ”でした。
バブルの弾け際に登場したこの流麗な2ドアクーペは、
世界で唯一の3ローターロータリーエンジンを搭載して、
高級素材を惜しげもなく投入したゴージャスな内装を持ちながら、
アクセルを”ぐっと!”踏み込むと、当時の自主規制枠一杯の280馬力の
エンジンはテールを沈めて、見た目からは想像できない加速を楽しめました。
まあ、このコスモのオーナの今ちゃんが、
こいつに30年ぶりくらいに最新のナビを取り付けたいと無謀な計画を立てて、
カロッツェリアを仕込んできたwww
オーバークオリティ…とも思える銅メッキシャーシの高級品です。
なんと、バックカメラも搭載ですw
まあ、これ見たらアレジもびっくりするでしょうwww
取付は困難を極めます。
今ちゃんのグレードは純正ではナビのついていないモデルなので、
幸いにも社外オーディオに換装することが比較的簡単??
簡単ではありませんができます。
すでに2DINの社外オーディオに換装されていましたので、
取付キットや配線キットは流用出来そうです。
今回は弊社の精鋭を二人も投入して、今日中にきれ~~にインストールします・・・
流れ的には・・・
旧オーディオの撤去
配線の修正(複数オーナーの為、色々な配線の加工修正、エレクトロタップ等の撤去)
ナビ用の信号線の追加(リバース、車速等)
リアカメラの設置、配線引き込み
TV用フィルムアンテナの貼付、配線処理
GPSアンテナ設置、配線処理
既存ETCユニット移設、配線処理
まあ、こんな感じです。
但し、クルマが古いのでパネルの分解等には最新の注意が必要です。
弾力を失ったパネルは脱着だけでヒビが入り、爪が折れてしまいます。
ですので、最低のパネルの脱着で最良の効果を得るべく(大袈裟)
図面を眺めてみると、車速やリバースの信号はTWSユニットに集約されて
いましたので、そこだけを分解して信号を拝借します。
ただし、このユニットが良く壊れてまして、
注意しないとメータークラスターのシフトインジケーターが
点灯しなくなったりしますので注意が必要です。
壊れたらディーラーで注文すればよい現代車とは違ってあとがありません。
無事に?午後には概ね終わりが見えて来て、
最新のカーナビとETCユニットが上手く収まったようです。
センターコンソールだけが令和で違和感がすごいです。
この辺で試聴すると、
以前は、音が出ないとかw
右chと左chがなぜか逆になっているとかw
お決まりの失敗がありましたが、最近は若手も腕を上げて一発でOKだったようです。
こうなると次は各部のスピーカーをなんとかして・・・
内蔵アンプでは力不足で外部アンプにして、
デットニングして、バッフル造って・・・沼にハマっていくんです。
(画像は拾いものです)
こんなパーソナルな空間でお気に入りの音楽を奏でながら
3ローターでクルージングできれば、それはもう・・・
グレードアップの御用命お待ちしています。
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