今年のル・マンが終わります。

現在のところ、トヨタがワン・ツーで磐石です。
でも耐久レースは最後まで何が起きるかわかりません。

30年前のル・マンでも、ゴールを目の前にしてTV朝日のアナウンサーの方が

「大変なことが起きています!」

と、絶叫していました。

23時間59分走っていても、最後に止まってしまうと勝てないのが耐久レースです。

数年前には磐石と思われたトヨタが最後の数周でストップする悲劇も置きました。

今年の耐久は日本時間22:00現在でFCY(フルコースイエロー)が出て
コースの清掃中です。
こうなると、速度が一気に落ちてこれまでのペースが大きく変わります。
こういう時に何かが起こりそうになります・・・

でも、当時の技術監督の松浦さんは、
「車が帰ってくるたびに、ますます速くなって帰ってくるんじゃ」と仰ってました。

女神がほほ笑むときはそんなときかもしれません。

先日お邪魔しました明石高専の皆様。

レーシングカーは「サーキットを走ってなんぼ」です。
今後どのタイミングでサーキットを走るイベントに出走できるか分かりませんが、
どうぞ、サーキットで走る姿を見に来てください。

皆様の目の前でアイドリングしていた”MAZDA767B”が
4ローターREの快音を響かせて走る姿をぜひ目の前で見て、感じてください。