寒くなってきてから…
というか、OBD2でデータをロギングして
気づいたんですが、うちのアテンザ水温低い

通勤距離が10㎞くらいで、
半分以上バイパスなんで、
そりゃ温まる暇ないかもしれませんが…

オドメーターは144000㎞近くなっているので、
サーモを交換してみる。

アンダーカバー外したら下から見える
ラジエーターのドレンからLLCを排出。
自車なので節約の為回収。

サーモは正面から見て
左側のオルタネータの奥にあります。
(赤矢印)

狭いところなので、
最初のトルク掛けて緩めるところを、
標準的な工具で”コキッ!”っと緩めると
あとは小さい工具でチコチコ緩めます。
サーモカバーは10㎜頭のボルト3本です。

弊社のツールセットで全部できます。
でも、僕は最近便利ツールや
少し長いものを追加しました。

スエカゲツールが基本ですが、
無いものはアストロとかのものです。

販売中のツールセットをアレンジしています。

バッテリーの端子を外してから
オルタネータのB端子やら、
電動ファンのコントローラ外して、
工具の振り幅を確保します。

サーモカバーのボルト3本を外すと
サーモスタットとご対面です。

やはり古いものは、
動きが悪かったです。

新しいものと交換。
開弁温度は82℃です。

エア抜き用の
ジグルピンが上側に来るようにして
取付けます。

後は、外した逆の手順で
元に戻して、
クーラント入れてエア抜きです。
しかし、このエンジン
アイドリングでは中々水温が上がりません。
2000rpmぐらいを維持したり、
なだめすかしてなんとか80℃くらいまで
やっとこさ、水温が上がりましたので
ある程度気泡が出たら冷やして終了。

リザーバータンクも外して綺麗にして、
クーラント補充したら、
様子を見ながら走ったほうが
手っ取り早いですね。

しばらく走ったら80℃台をキープしているので、作業は成功でしょう。
これでさらに燃費が上がるとウハウハなのですが…

いまんとこEGRプレート11㎜つきで、
DPF再生は300㎞くらい、燃費は16~17㎞/㍑です。

引き続きデータ取りは続く…

ちなみに、FD3Sの場合は冬場でも水温が70℃台でヒーターがイマイチ効かない場合は、
サーモスタットがお亡くなりで、水温補正が入って燃費が悪化するので、気を付けましょう。