前回の続きです。
この作業は失敗するとマツダコネクトが再起動しなくなったりして、
大変なことになりますので、良くお考えの上作業してください。
また、マツコネがハングアップして再起動「NAVI+MUTEボタン長押し」したり
バッテリーを外してしまうと、TV視聴は消えてしまって再施工が必要なようです。
必要なものは、USBメモリ、USBキーボードです。
USBメモリは32GBの容量の物を用意しました。
マツダコネクトのバージョンが
「74.00.342」です。
これ以前のバージョンの場合は、違う手法でアクセスできるようです・・・
(やったことありません)
迂闊にもディラーでアップデートして、以前の手法が使えなくなった場合で
どうしても助手席の奥様やお友達が「TV視聴したい」という場合にやってみてください。
なぜ、こんなめんどくさいことやってるかというと、
社外品のTVキャンセラーとかを取り付けるのが一番手っ取り早いのですが、
車速信号を断続するために、画面上の自車の動きがカクカクします。
今回の方法は、マツダコネクトのファームウエアに入り込んで、パーキングブレーキや車速信号を
監視しているプログラムを書き換えていますので、ナビはノーマルの状態と同じように
カクカクせずに進みます。
これに、かねてよりマツダコネクトのカスタム化を行うために外国で造られた
「 MZD AIO Tweaks」というアプリで、色々とカスタム化が出来るわけです。
詳しい方法は、Googleで検索してみてください。
そもそも、ボクの場合はこの「MZD AIO」で遊んで研究したかったのです。
しかしすでにアップデートしてしまって、どうにかなんないものかと・・・
そこに海外の友達から、「ついに突破したで~」という情報が舞い込んで、今に至ります。
これを使えば、メニュー画面をグルグル回したり、オーディオソースの順番をお好み順に入れ替えたりできます。
色々やってますが、走行中のDVDの視聴はまだ出来ておりません。
そんな感じで興味のある方は、Googleで検索すればすべてのアプリが揃います。
途中でクルマにキーボード繋いでコマンドを手打ちしますので間違わない様にしてください。
先に書いたように、再起動やバッテリー交換で消えてしまうことを了承の上で、
工賃を払ってでもやってみたいという人は、ご連絡ください。
dvd解除は確か、追加コード(dbusを叩くやつ)をtweak.shに入れないといけなかったような気がします・・・
dvd解除は、dbusを叩くtweak(動いている状態のメモリ上の設定を変更)のため、再起動で飛ぶというtweakだったと思います。
おっしゃるとおりで、DVDはtweakでチェック入れるとコードが追加されて、TVはDVDのコードの次の行についかで書き加えて改変しています。
その2行が同じルーチン内なのでDVDのコードだけ読んでいないとは考えにくいんですけど…
なんか、車速とEPBと2回解除しないといけないとかで、Tweakを2回実行して2回目は途中でキャンセルするとか…まだ試行錯誤中です。
パーキングブレーキ(PB)解除は、dbusでを叩くので、rebootすると飛びます。
そのため、
1)車速解除を設定して再起動、
この時点で、dbusでない設定を書く方(車速解除)は残って反映、dbus叩いた(PB解除)のは飛ぶ、
2)DVDのパーキングブレーキ(PB)解除、
ここでは再起動しない。再起動すると設定が飛ぶ、
という手順になるかと、です。
参考)「【備忘録】AIO DVDの制限解除手順 & マツコネ手動リブート方法」@みんから、
補足です。
dbusは、ひらたく言いますと、昔IPCと呼ばれるプロセス間通信をより使いやすくしたもので、基本は、動いているプロセスの口にデータを投げ込むものになります。そのため、投げ込まれたプロセスがどこかにそのデータ(今回の場合は設定)を再起動しても消えない場所に書き込まない限り、再起動すると、再起動前に受け取ったデータは、「なかったこと」になったりです。
釈迦に説法でしたら、スミマセン。
74-US版での確認ですが、testdiag関連のライブラリに、「DVD_SpeedRestriction_Enable」のflag自体は残っているようです。(以前追いかけた時、MZD-AIOは確か、testdiag関係をロードさせて、試験モードflagをいろいろ弄ってtweakしていたはず)
JP版74のzipがあれば、当方でも確認はできるのですが・・・orz_
補足の補足です。
74-JPでの、「DVD_SpeedRestriction_Enable」flagの生死を確認するのであれば、tweak.shを動かして再起動後に、testdiagからコンソールを開いて、dsub-sendの2行をusbキーボードから手打ちしてみる、かと。(再起動するとdbus-sendの改変が基本「なかったこと」になるため)
もし、flagが生きているのなら、dsub-sendの2行を入力後(に再起動をせず)に、DVD制限が外れるかと思われます。(実機環境が作れていないので、74-USのファイルを追いかけての推測)
色々ありがとうございます。
没頭したいところですが、本業の修理やら雑用でバタバタしておりますので、
休日にでもやってみます、また結果報告します。
今日、手打ちで呪文のようなコードを打とうと・・・
USBキーボードが日本語の為、「:」が打てないと・・・
SHIFT+「;」のはずですが、SHIFTキーを検出していないようで、詰みました
また出直してきます。