モンキーって、普通じゃ使わないよね。
あの、ウォームギアをクルクル回して、ナットやボルトの頭に合わせて使う工具です。
『あんなの使ったらなめちゃうじゃん…』
でも、うちの店には3本ほどモンキーがあります。
このうち2本は国産メーカーのものですが、1本だけ趣の違うものがあります。
そいつは、ちょっと黒い奴で、
伝説の社長のオヤジさんが使っていたものを、社長がせしめてきた一品。
VOLVOやSAABと同じスウェーデンのツールメーカー、「BAHCO」製である。
その精度が自慢のモンキーは紙1枚でもつかめるとかなんとか伝説である。
詳しいことは「Wikipedia」見てください。
んで、こいつが登場するときは尋常ではない事態が起こった時です。
最近では、マフラー交換時にマフラーを止めているボルト・ナットが焼き付いていたり、
風化して六角が丸に近くなっているときである。
最終的にはトーチランプで炙ってサンダーでぶっ壊すわけなんですが、
そこまでやると、残ったボルトも山がダメージを受けてしまうので、
そこまで行くまでにこいつが登場して、最後に行く一歩手前であがいてみます。
しかも、その時使うのは…お尻についているクワガタムシのほうだったりするw
まあ、そんなこんなで、遅くなりましたが今年も面白くなりそうです。
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