レーシングカーの裏側 By katze|2020-05-13T00:56:42+09:0011月 25th, 2019|お店の風景, レース|0 コメント 今日はちょっと珍しいレーシングカーの裏側に迫ってみましょう。 MAZDA767B ご存じの通りル・マン24時間で勝つために造られた 4ローターのエンジンを搭載する世界でも類を見ない純粋なレーシングカーです。 現在、ガレージスターフィールドの星野氏が所有する同車は、 数年に一度だけ、弊社でメンテを受けることがあります。 今回はその貴重な機会にレーシングカーの裏側をのぞいてみます。 今回はメンテのためフロントカウルの裏側をお見せできます。 カーボン製のフロントカウルは大人2人で着脱できる重量です。 フロントタイヤから前方のフロアは ほぼフラットで、 所々にスキッドブロックみたいなものが 取り付けられています。 2か所の四角い穴は、フロントブレーキの 冷却用のダクトに連結されます。 767Bはサイドラジエーターのため、 ラジエーター用のダクトはフロントにはありません。 夜間走行のためのライトがついていますが、 H4タイプのハロゲンが4灯です。 今回は節電のためにLEDバルブに交換します。 ライトの裏側のカバーを外してみました。 軽量化のため、カバーもカーボン製です。 壊すと部品がありませんので慎重に作業します。 ヘッドライトのユニットは当時の市販品のようです。 バルブの形状は一般的なH4です。 ただし、バルブのコネクターのピンアサインは、 市販車と同じかわかりませんので、念のために 全部調べてあります。 ライトはハイビーム固定で、ハイ・ローの切り替えはありません。 でも、配線にはロービームもつないだ形跡がありますので、 過去にハイ・ローの同時点灯をしていた可能性もあります。 反対側も同様に作業しますが、 カバーの隙間が少し大きかったので、 おびただしいタイヤかすを拾っています。 もちろん掃除機で吸い取って綺麗にします。 バルブの交換ができたら、 防水処理して各バルブが点灯するか確認して 作業完了です。 先日行われた、マツダファンフェスティバルで 岡山国際サーキットで快音を轟かせました。 ご来場していただいた皆様ありがとうございました。 共有:TwitterFacebookいいね:いいね 読み込み中… 関連 Share This Story, Choose Your Platform! FacebookTwitterRedditLinkedInWhatsAppTumblrPinterestVk電子メール コメントする コメントをキャンセルComment Δ
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