今回は新商品の宣伝です。
新たに発売された「COOLステー」について…
エンジンの効率を上げるためには発熱と冷却がつねに問題となります。
冷却水を冷却する ラジエーター
オイルを冷却する オイルクーラー(エンジン、ミッション、デフ、ATF)
吸入空気を冷却する インタークーラー
エアコンの冷媒を冷却する コンデンサー
ブレーキを冷却する 空冷用ダクト、ベンチレーテッドディスク
電子部品はどうでしょう…
点火コイル コイルステーにべた付け
イグナイター 冷却フィン付き本体ステーがボディに取り付け
燃料ポンプのレジスター 冷却フィン付き本体ステーがボディに取り付け
LEDヘッドランプ 冷却フィンまたは電動ファンによる強制空冷
このような、先人の努力を見ていると
自動車においては『冷却すること=良いこと』であるようです。
そこで、自動車の制御の要となるECUを冷やそうというのが
今回の狙いです。
ECUはエンジンが稼働中は、つねに発熱しています。
各センサーの入力を監視して、ソレノイドバルブを駆動しています。
コンピューターの微弱な信号でソレノイドバルブやリレーを駆動するには、
何段階かの増幅回路を経て信号が出力されます。
その間には熱損失があり、ECUや内部基板、半導体等は熱にさらされています。
新車の当時は、設計の範囲で作動していますが、20年近く経ってくると
素子の劣化や、接触抵抗の増加等で発熱量も上がってきます。
車種によっては基板の部品、特に電解コンデンサがパンクして液漏れを起こすなどの悪例も見られます。
FD3Sにおいては、現時点ではECUに関するコンデンサ問題はあまり聞きませんが、
代わりにTWSユニットの異常動作の例があります。
僕も経験しましたが、TWSが異常を起こすと
キーをONにしたときにどこからともなく
『カッチン、カッチン』とウインカーの作動音のような
リレーの音が聞こえ、パワーウィンドウが断続的に動作するという
オカルトな状態におちいります。

このように、ECUのコンデンサも経年劣化で、異常を起こすことがないとは言えませんので、
古い車を維持していく上での予防処置として早めに処置を考えていただければと思います。
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