ゴリさんが、さっさとタービンを降ろしていました。

すでに大量のオイルを吹き返していますので、エアクリケース内もオイルまみれです。
こうなるとエアクリケースの水抜き用のドレン穴からオイルがケース外に出てしまって、
ケース下のフレームやらメンバーがオイルまみれになってしまいます。
可能な限りは掃除しますが…

今回の追加で交換する部品たち。
ラジエーターキャップはゴムが大分はみ出して賞味期限切れですね。
タービンのガスケットは積層タイプの一部が欠損しています。
これもオーナー様と相談して交換しますが、2万6千円もします(怖)

ターボチャージャーの新旧比較です。

旧タービン

新タービン

純正タービン(280PS)使用はアブレイダブルシールという樹脂製シールが入っていて、
コンプレッサーブレードがシールを軽く削ってチップクリアランスを最小限にして効率アップに寄与していますが、
スタンダードな265PSタービンの方が寿命的には長いと思われます。
チューニングのベースとしてもスタンダードの方が、「持ち」が良さそうです。(経験談)

今回外したタービンも、マニホールドはひび割れ多数でした。

マニホールドに亀裂多数

色々な手術道具が登場します。

(失敗しないのでw)

無事に作業も終了しました。

冷却水入れて、試走して確認してみます。