エアコンを掛けると、エンジンから異音がするとのことで入庫。

たしかにアイドルアップすると”カタカタ……”
こういう音で一番ヤバいのは、フロントまたはリアのステーショナリーギアのメタルが
ボロボロになって、エキセンが振動して音が出ている場合。
または、エンジンの過回転等でローターの先端が振れちゃって、サイドハウジングを
傷つけたりしている状態で、ほぼエンジン交換です。

今回は、クラッチの断続で異音の感じが変わるので、ミッション側の問題かもしれませんが、
どちらか断言できないとオーナーさんにもお伝えしました。

不安要因を排除するため一度ミッションを降ろして点検してほしいとのことで作業します。

早速降ろしてみました・・・
このミッションは、シンクロが一部非純正の特殊なやつでした。

シフトノブのブッシュが純正から、
真鍮製になっていましたので、純正に戻しました。

金属製のカラーの場合は、摩耗していきますので
定期的に点検して、摩耗が進めば交換が必要です。

レリーズやベアリングも問題なさそうです。

クラッチカバーやディスクは純正でまだ距離は走っていませんので、
こちらも問題なさそうです。

フライホールはAUTOEXE製です。
ディスクとのあたりも特に問題なさそうです。

ステーショナリーギアのオイル漏れもありません。

念のため、ステーショナリーギアやパイロットベアリング等は交換して、
ディスクとカバーのセンターを念入りに出し直して、再度組み込みました。

ミッションオイル、デフオイルは交換です。

試走してみると、入庫時とは音の感じが変わったようですが、決め手となる原因までは分かりませんでした。
走った感じ3速くらいまでは、ギアの風切り音(歯打音?)が純正とは違います。
エンジン側ではなさそうなので、軽量フライホイールと、このミッションの組み合わせで音が出るのかもしれません。

カスタマイズする場合の、部品同士の相性もありそうです。ここは自己責任で・・・