ミッションの”お釜”の中は、ゴリさんとみんなで綺麗にしてあります。
フライホイールは、AUTOEXEのいつものやつです。
作業は粛々と進むのですが、シフトレバーを外した時に何か違和感があったようです。
そうなんです、先端のカラーが無いんです。
二十数年の歴史の中で、どっかで落としてしまったようです。
時々、シフトタッチを改善するために金属製(真鍮製?)のカラーが
入っているクルマがあるのですが、定期的な点検が必要です。
長期間使っていると摩耗して、無くなってしまったり、バラバラになったりしています。
まさか、コントロールケースのオイルの中に沈んでないよね~~~
って、沈んでました。純正の樹脂製ですがバラバラになって…
細かい破片がいっぱい沈んでます。
見てしまったものは(仕方がないので)拾い出すしかありません。
コントロールケースの中のオイルを吸い取って、
ピンセットで拾い出します。
前オーナーが、激しくシフトチェンジしたのでしょうか?
最後にコンピューターをEOCPU-Vに交換・・・
お~~~~珍しいものがついています。
車速信号を改ざんして、スピードリミッターをキャンセルする装置です。
ECOCPUーV化すれば、コンピューターのデータ上で
スピードリミッターは解除しますので不要になります。
FD3Sの16ビットコンピューターはブーストコントールのパラメーターに車速を使いますので、
車速信号がおかしくなると、ブーストの立ち上がりが遅くなったりします。
車速と回転数から、自分のギアが何速かを計算して、
ギアごとのブーストゲインのマップを読みます。
前期型(8ビット)はミッションに1速、2速のスイッチが付いていて、判別しています。
できるだけ、この辺の信号線は触らないのが賢明です。
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