今年も蒸し暑くなってきました。
暑くなってくると、厳しくなってくるのが水温で、FD3Sの場合は水温の上昇具合が気になります。

ラジエーターが正常に機能していて、電動ファンが正常であれば、通常走行でオーバーヒートまではいきません。

しかし、こんな時期にサーキットやスポーツ走行をしたい人は、ちょっと気になります。
先日もそんな相談がありまして、フロントバンパーから覗いてみますと・・・

5型以降のアンダーカバーには風止めのスポンジが貼りつけてあって、
走行風をラジエーターに当てていますが、すでに半分くらい無くなっています。

弊社では従来より、アンダーカバーを加工してラジエーターに風を当てていましたが、
そんな生ぬるいことでは太刀打ちできそうにないので、簡単に図面を描いて試作屋さんに投げてみました。

数日後には試作品が届きました。

取付にはアンダーカバーに穴開けて、タイラップで固定するだけです。
ガッチリ取り付けたい人はアンダーカバーにボルト穴開けて、ボルトナットでの固定も出来ます。
この場合は、ラジエーターとのクリアランスがギリギリの為、ガリガリ擦ってラジエーターを壊したり、異音の原因となったりしない様に注意が必要です。

その点、タイラップですと適当に”逃げ”が出来て、いい感じに固定できます。

使用前

使用後

前期バンパーとアンダーカバーの場合は、フロントバンパーの開口部に合わせて、アンダーカバーにもう一枚導風板?がついてます。
このリベットを取り外せば、後期型と同様に取り付けられると思いますが、まだ未検証です。

ラジエーターは弊社のARCラジエーターRECHARGE-SPLで検証しています。
ドレンが蝶ネジになっているのと、両サイドの純正のステーの逃げを多少多めに取ってありますので、
純正ラジエーターの場合はアルミテープ等で、隙間を調整してみてください。

他社の分厚いラジエーター等についての適合はこちらではわかりません。

近日中に何枚か仕上がってきますので、取り付けてみて問題なければ
通販サイトで購入して戴けるようにします~~おたのしみに~