今日は真面目な話です。
先日よりFD3Sのウォータポンプの交換が続きます。
そこで、写真のボルトですが・・・
オルタネーターストラップを固定しているボルトを緩めるわけですが・・・

黄色の丸印のボルトです。写真は無事交換後

このボルトは、ウォータポンプの中を貫通してエンジンのフロントカバーに雌ネジが切ってあります。
緩めるときに一発で「カッキーン」と緩めばいいのですが、なんか「むにゅっ」となるとヤバいです。
ボルトが貫通している部分は隔壁があり、直接ボルトにクーラントが接することはない構造ですが、
長年の間にじわじわとクーラントが滲みだして、ボルトを侵食しています。

このボルトが折れてしまうと、ウォータポンプは取り出せると思いますが、
ボルトの残骸を抜き取るのに、大変な労力と時間が掛かります。
最悪はドリルでボルトに小さい穴空けて徐々に拡大し、
ネジを切りなおすというような感じです。

無事に抜けたボルト

新旧のボルト比較

今回も大分ヤバい状態で、
もうあきらめて折りますか…って
心も折れそうでしたが、
歴戦の整備ヲジさんが参戦して、
無事に抜けました。

そんなこんなで、現場は盛り上がりながら作業は続きます・・・