ここ数日、先に発売して先行取付したFC3SやFC3Cが慣らしを終えて帰ってきて、
実走セッティングを行っています

1台目 FC3C克ちゃん号

仕様
エアクリ HKS純正フィルター交換タイプ
I/C ARCほぼ市販品プロトタイプ
タービン GCGスポーツタービン RECHARGE SPL
フロントパイプ 純正
触媒 純正(噂では割れてる)
マフラー レーシングビート

FD用ポンプ、フィルターは新品に交換
インジェクターは
どんくらい使ったかなぁ?

2台目 FC3S IK号

仕様
エアクリ トラストエアインクス純正形状タイプ
I/C ARC RECHARGE SPL
タービン SPPEDBOXハイフローRECHARGE監修
フロントパイプ 柿本改Φ70
触媒 サードスポーツキャタライザー
マフラー フジツボレガリスR

消耗品はほぼ新品に
交換されています。

PLXのA/Fも装備されおり、
安心して”踏める”車です。

3台目 FC3S IM号

仕様
エアクリ HKS純正フィルター交換タイプ
I/C ARC RECHARGE SPL
タービン GCGスポーツタービン RECHARGE SPL
フロントパイプ 純正
触媒 純正(こいつも噂では割れてる)
マフラー レーシングビート

改善点
FD用中古燃料ポンプ。
インジェクター…
いつから使ってますかね~

IK号を除いて、燃料系に一抹の不安を残しつつ走らせています。
燃料ポンプ、燃料フィルター、燃料デリバリー関係、インジェクター等
要するにラインの燃圧が2.55kg/㎠にコントロールされて、
インジェクターが全噴射しても燃圧が下がらないことが必須です。

FC3Sは、燃料噴射テーブルの考え方が古いので、
ノーマルECUの場合低回転はプライマリー側だけが噴射していて、
3800rpm位でセカンダリーのヘルプが入ります。

ECOCPUの場合はセカンダリーインジェクターの噴射ポイントを下げて、
低回転から噴射するように変更してありますので、
データにて必要な数値を指定すればOKです。

まさかノーマルECUでこのタービンを付ける人はいないと思いますが、
ブーストが3000rpmで0.8㎏/㎠かかっているので、プライマリーが全噴射です。
セカンダリーのお助けがまだ来ないから、燃料不足で空燃比が薄々のリーンです。
すぐに壊れますので必ず増量が必要です。

各社のチューニングECUで走らせている方もあると思いますが、
セカンダリーを上手く使いこなしているか、気を付けてください。

一般的に濃い方向にズレるのは壊れにくいですが、薄い方向はいけません。
また、ポンプ、フィルター、デリバリー、インジェクターをぜひチェックしてください。
どんなにECUから噴射命令が出ていても燃圧が低ければ…
”ちょろちょろ”っと噴射するだけで、必要量に足りませんので…

しかし、今燃料デリバリーが品薄で注文しても納品に時間が掛かるので、
皆さんで注文入れてメーカーに早期納入の圧力を掛けましょう

広島から、4000rpm縛りで慣らしをしてきた、
克ちゃん号のプラグです。

それなりに噴射量を増量してありましたが、
”一点の曇りなく”焼け切ってます。

普通はお愛想に、
デポジットがちょこちょこついてますが、
こいつは中々ヤバいです。
”一杯一杯です”と訴えかけています。

こんな状態ですから、必ずセッティングしてくださいね。
甘く見ているとエンジン壊しますからね…