エンジンブローの弊害 By katze|2020-02-17T01:32:55+09:002月 17th, 2020|RX-7|0 コメント エンジンがブローすると かなりの確率でタービンが道連れとなります。 今回入庫のお客様のタービンは見た感じ、 プライマリーがオイルまみれで… 思った通り、インペラーが欠けてます。 こうなると回転バランスが崩れて、 何万回転/rpmとかで回っているタービンは、 シャフトが振れて壊れてしまいます。 ブーストが上がらないのに無理して アクセルを踏んでいくとタービンが音を上げて オイルを吹いた模様です。 また、どこかで組み込んだリビルトタービンは、 前期型のリビルトなのにブーストコントロールの アクチュエータに行く配管がシリコンホース化されていました。 この場合はホースにオリフィスを入れないと、 ブーストのコントロールができませんので 純正のオリフィス入りのホースを入れるのが正解です。 後期型は、圧力の取り出し口の内部が絞られているので、 普通のホースで接続するのが正解です。 ちなみに、十年以上前に僕のエンジンがブローした時には、 ツインに切り替わっていた状態でリアのローターのアペックスシールが 飛びましたので、その破片が両タービンに吸い込まれて、 両方ともインペラーが飛んでました。 でも、ここまで分解しないと見えないので、 タービンが破損しているという見極めは難しいです。 それまでに、ホースの差し間違いやソレノイドの不良など 色々なところをチェックしてからの最終判断です。 なんせ高価な部品の為、チェックも慎重になります。 共有:TwitterFacebookいいね:いいね 読み込み中… 関連 Share This Story, Choose Your Platform! FacebookTwitterRedditLinkedInWhatsAppTumblrPinterestVk電子メール コメントする コメントをキャンセルComment Δ
コメントする