なにやら、某大手メーカーの高級車ディーラーで『不正車検』で車検通していたようです。
自社で車検が出来る→指定工場
自社で点検整備ができる→認証工場
エンジンの、トランスミッション、ブレーキ等の脱着が必要な場合は
最低でも認証工場の取得が”マスト”です。
認証工場については、各監督庁からの黄色い看板が付与されます。
中には整備工場やなんとかショップを名乗りながら、認証工場の認可もとってないところもあります。
まあ、この辺が自動車整備の一種の闇みたいな感じで、
有名なチューニングショップでも意外と都道府県の自動車整備組合の
名簿に載っていないところもあります。
そんな”もぐり”的な会社に自分の命を載せたクルマのメンテナンスを任せられるのでしょうか?
ただ、今回の様に某社の指定工場にお任せしても、
自車が指定工場であることをいいことに、”ちょっとぐらいいいいじゃん”ということか
分かりませんが通しちゃったら安心してお任せできませんね。
また、RECHARGEの様に認証工場の場合は、点検、整備は自社で行い、
検査自体は陸事に持ち込むか、指定工場にお願いすることになります。
逆に言えば、第三者の目を通して検査を行うので、安心かもしれません。
さて、2年に1度の車検について、FCやFDのように4輪ディスクブレーキの場合は、
パッドの残量見て、ブレーキフルードの漏れとか見て
検査場で制動力見て完了という具合でしょう。
そりゃ、昔は車検のたびにブレーキ分解してキャリパーからピストン引っこ抜いて、
なんかわけのわからん結晶物をきれいに磨いて
ダストブーツとかも入れ替えてもらっているものとばっかり思っていましたが実際は…
そんなことないようです。
過去に自分のクルマのキャリパーをオーバーホールしたときの記録を見てみると
フロントブレーキキャリパー
中古キャリパーです。
ピストン抜いてみた…
キタネ~ババチ~
綺麗に磨いて…
これは異径ピストンなんで
17インチキャリパー買った時だね
組み立てて、
エア圧かけてピストンの動きを確認中
僕のクルマの場合は、リアキャリパーがひどかった。
冬場乗らないときはサイドブレーキ引いたままにしていたのが悪かったのか、
もう、ピストンの周りに色々な付着物がついて・・・
抜いてみたらコテコテでした。
そっと磨いて、
元に戻しました…
自分のクルマを自分で修理するのはおとがめなしですが、
人のクルマの整備をするには、認証工場の登録が必要です。
(整備内容にも寄りますが)
ブレーキキャリパーのOHについて、作業のご要望がありましたらお問い合わせください。
車検あるあるですが、マツダのP付きリアキャリパーのピストンは、非分解のラチェット構造だから、たまに効かなくなって交換の憂き目に遭いますよね。保持には予備品のストックが必須ですから、オーバーホールして在庫してます。
私は新車時より毎車検毎にマスター共々インナーキットは全交換してます。
何故ならば、制動バランスをテスター上で誤差範囲まで突き詰めなければ安心して踏めませんので。
車検はブレーキに始まり、ブレーキに終わりますよね。
車検毎に気を使っておられるのにはさすがに昭和の整備士さんですね、感服です。
自分のクルマのOHした時の経験では、仰る通りリアキャリパーは大変でした。
制動力が出なかったので、非分解とは言いつつも全部分解して最初からやり直しました…
勉強になりました。
コンデンサー打ち替えに引き続き、キャリパーOHの作業要望でございます。
純正部品欠品ですが、ご対応可能でしょうか?また相談させて下さい。
二年に一度の車検前にはあの面倒くさいブレーキオイル交換に伺います。 二分以上回しっぱなしにすると焼き付くとか整備書に明記されると神経質にもなります。 過去二回リアブレーキが固まってえらい目に遭いました。 TWSのコンデンサー等の打ち替えができるならうちのも頼みます。