アテンザのオーディオはヲタクオーディオ探究者の
オーナーが徹底的にやりつくした、
フロント3ウェイ+リアサブウーハーの構成で
いわゆる業界流行りの「前方定位」を追求した仕様です。
ヘッドユニットは
ダイアトーン サウンドナビ NR200PREMIを中核に
ツィーターはダイアトーン
スコーカーはカロッツェリア
ドアのミッド(ウーハー)はJBL
リアトレイのサブウーハーは・・・知らんし
アンプは
ツィーターとスコーカーはサウンドナビの内蔵アンプが担当し
ドアのミッドとリアのサブはD級デジタルアンプのモスコニ・・・舶来です。
それぞれに自作のコイルやらコンデンサで造られたネットワークが介在して
複雑な構成が一体化して・・・まあそれは素敵にボーカルがフロントウインドウに立ち上がっていたのですが…
なんか、最近低音がショボくなったなぁ・・・
ついに、僕にも難聴の症状が出始めたかと・・・あきらめかけたのですが、
よく聴いてみると、右のドアのウーハーが鳴っていない。
そうこうしていて数日後・・・左のウーハーも途絶えた・・・
こうなると、フロント2ウェイでツィーターとスコーカーなので
昔造った3石スーパーヘテロダインAMラジオみたいなキンキン音です。
アテンザはマフラーとかがノーマルなので、
FDの様に「エキゾーストサウンド」を楽しめる車でもなく・・・
オーディオがこんな状態では乗ることが苦痛、
実家までの往復200kmはまさに苦行でした。
自然治癒は望めなさそうなので、休日に原因を調査してみます。
万一、サウンドナビが原因の場合は・・・呪います。
先ずは、サウンドナビを引っ張り出して単体でチェックしてみます。
AUX出力が出ていないので、AUXのRCAケーブルの接続をチェックしてみますが、
接続自体には問題なさそうです。
実際出力が出ているかチェックしてみるのですが、
家から持ってきたCDラジカセ(死後)のAUX入力に直結してみます。
ここで、音が出なければサウンドナビあぼ~んですが、ちゃんと出ました。
次はアンプです。舶来のちっこいデジタルアンプが奥の方につっこまれています。
ACCでアンプの動作を示すLEDが点灯していますので動作しているようです。
そうなると、サウンドナビからアンプまでのRCAケーブルが断線しているのか?
この「モンスターケーブル」とか書いてある高そうなケーブルなんですけど…
導通を確認したり、他のケーブルと入れ替えてみたりしてみますが改善しない、
ありえないこの状況です。
しかし、よく見ているとアンプの動作表示のLEDが消灯しているのを発見!
「お前か~~~、なにやってんねん」というわけで、電源周りみてみると
ショボいアンプリモート用のリレーが入っているのですが、
こいつがどうもサボってっるぽいので、喝入れて復旧しました。
よく見ると、あっちこちにハイパスだのローパスだのネットワークが入っていて、
片チャンネルだけならないのはこの辺の接触不良の様です。
まあ、ちゃんと鳴るともうほんとにご機嫌です。
一度聴きに来てください。
ギボシの接続って手軽なんですけど、年数が経つと見た目は刺さっていても、
接触不良で導通していないこともあるようですから要注意です・・・
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