最近、FD3Sのダイアグチェックで比較的良くお目にかかります。
No.40(PRG系統)パージコントロールソレノイドの不良です。

ではこのソレノイドはどこについてるの?
4型以降の16ビット車の場合はエクステンションマニホールドの下です。
ちなみに、8ビット車の場合はもう少し下のほうについてます。

バキュームユニットも良く壊れますが、
同様にイグニッションコイルに炙られて、
上にはエクステンションマニホールドがあり、
空気の流れが悪く熱が籠りがちなのが原因かもしれません。

ちなみにこのソレノイドは壊れても走行にはほとんど支障がありません。
フェールセーフにも入りませんし普通に走ることが出来ますので
ダイアグで診断してみないとわからないことが多いです。

ほんで、このソレノイドが何やってるかっていうと、
ガソリンタンク内の圧力上昇等で気化したガソリンを
エンジンが調子よく回っているときに「そ~っと」
吸い込ませているようです。

アイドル領域とかで吸わせるとA/Fに影響がでるので、
エンジンが元気よく回っているときに遠慮がちに
ONしているようです。
しかもECUはデューティ制御しているとのことですので、
高速でON-OFFさせてあたかもなかったの如く…

ブーストが掛かった場合は、空気が逆流してこないように
チェックバルブも入っています。

燃料関係ですので、時々は点検しましょう。