先月の今頃は幸せでした…
家族の了解を取り付けて
資金を捻出し…
数年前から通い詰めて…
色々修理して、
最後の仕上げに、
I/Cとラジエーターを交換し
これでしばらく安心して走れる…
はずでした…
フロントローターのアぺが
飛んで行ってます…
この場合、破損したアぺがローターとハウジングに噛み込んでますので、もう使えません。
エンジンはお釈迦です。使えそうなリア側と中古のハウジングとローターで直す方法も検討しましたが、
長い目で見るとお勧めできません。
お父さんの小遣いを数年分前借りして、なんと新品のエンジンをオーダーしていただきました。
代わりに、退職金で”あれしよう”とか”これも買おう”とかいう夢は消えました…
僕も経験しましたが、こういうブローの場合は、高速回転しているタービンに飛んでったアぺが衝突してタービンのインペラも傷ついています。
運が良ければ上手く通過しているのですが…世の中そんなに甘くはありません。
タービンを分解してみました。
案の定、”カリン♪”と逝ってます。
(ピント甘いですが…)
ほとんどの場合ペラ(インペラ)が飛ぶのは
外周に近いところで、インテーク側から覗いても
見えないところが壊れています。
このまま組むとエンジンは”さら”なのに、
ブーストが上がらないということで、
再度タービン交換という悲劇が起きます。
(経験談)
そりゃ元が中古なので、走ってみてどうなるかは分かりませんけど、
細心の注意を払って作業してます。
新品のタービンの費用は残業して貯金していただきましょう。
休み明けにはエンジン始動です。
分解したところ、このクルマは
ちょっと普通の仕様では使わないような
ビックスロットルがついていたり、
過去に結構色々やってましたねって
いうことが分かりました。
明日は我が身、ですね。 エンジンいくとへこみます。
一基目は13Bで街中でブローしたとき「パキィィィン」と音が響き渡り血の気が失せました。
当時は補機&タービン付きで50万円で購入できました。 ありがたかった。
二基目は20Bで修理に出している間に選択を迫られました。 載せ替えて現在に至ります。
選択は間違っていなかった、はず。
僕も夜中の高速でやらかしました、後悔以外何物でもない…
そんときは、社外PCMでしたので、リタードとか入らなかったのでしょう。
2基目には長持ちしてもらいたいです…
このブログ、うちの財務大臣が見て大うけでした。僕は、他の方と同様に目茶苦茶凹みましたけど!本当にこの車が最後だと思っています。その再生に尽力を頂けた中村屋スタッフの方々に心より感謝しています。
色々大変なことが起こりましたが、無事にエンジンは始動しています。
GW後半に間に合いましたが、時節柄移動にはお気を付けください。