先ずは、エンジン直す前にミッションからです。
FC3Sの持病の一つにシフトレバーの
リターンスプリングが折れて、
レバーがニュートラルで直立せずに
ぶらんぶらんになってしまいます。
リターンスプリングはすでに廃番です

どうしても、許せないオーナーが、
海外から部品を取り寄せて、
この際に、入れ替えることになりました。
この為だけに、ミッションを降ろしています。

こんな感じで、
チェンジコントロールケースを
ずっぽり引き抜いて、作業するのですが、
簡単には抜けません。

ここで登場するのが、
「枯れた整備士ひでぽん」です。
この先半日分の作業の段取りを
3分ぐらいで「まくし立てて」
ビデオ撮影に行ってしまいました

僕が事務所でメールの返事書いてるうちに
ゴリさんと、若い人たちで
エンジン降りてました。

オイルパンを取り外しました。

ストレーナーには何やら
積年の…メタルのかす?

フロントプーリーを、
イニシャルの位置に合わせて、
デスビのギア位置を確認して、
デスビを引っこ抜きます。

ウォーターポンプも
アッセンブリーで取り外しました。
ISCにつながるホースの接続部は
水垢でほとんど埋まっています。

フロントカバーを取り外しました。
内部は特に問題なさそうです。
チェーンは伸びてますかね・・・?

カバーの紙ガスケットがみっちり
付着していますので、スクレーパーやら
なんやらかんやらで、綺麗に撤去していきます。

こういう、綺麗にする手作業に
時間がかかります・・・