巷をにぎわすFD3S用デジタルスロセン(DTS)ですが、
その中身は本当にデジタルなのでしょうか…

中村屋のスタッフがどっかで造らせた
ガリガリこすって抵抗値を変化させている、
怪しいセンサーを値打ちつけて販売しているのではないのか…
検証してみましょう…

昭和の時代の…テレビやラジオのボリュームがツマミだった頃は、
古くなってくるとツマミを回すと、あるところで”ガリガリッ”とか
”ガリッ!”とか言い出して通称ガリオームと呼んでいました。
接触式のボリューム(アナログ)の場合は、接触面が摩擦ですり減っていき
いずれは接触不良を起こしてガリガリ言い出しました。
簡単に分解できる構造の場合は分解して鉛筆をこすりつけると復活するとかの都市伝説がありました。(未検証)
自動車の制御に関しては、車種にもよりますが、アクセル全閉時の検出を行いアイドリングの判定をしていました。

それが、平成になり車が高度にコンピュータ制御化してくると、スロットルの開閉量によってドライバーが加速しようとしているのか、
パーシャルか、減速しているのか等、ON-OFFだけでなく時間当たりのセンサーの変位量をパラメーターにして、
急加速時の加速増量補正やエンジンブレーキ時の燃料噴射カットなどの、色々な走行状態を判定して
ドライバビリティや燃費の向上等に利用しています。

そんな、大切なセンサーがガリガリいいながら、車を走らせているのであれば、
当然、アイドルも不安定になり…、
パーシャルのつもりが微妙にスロットルを開閉していると誤判定したり
減速中なのに加減速を繰り返しながら減速したりと、アクセルとエンジン制御が連動しなくなってきます。

その結果は、アイドリングがハンチングしたり、加減速がギクシャクしたり、
アクセル全開のはずが全開でなかったり…色々弊害が生じます。

続きます…