FD3SのPCM
1型~3型までは8ビットで
4型~6型は16ビットとなってます。

それより古いFC3Sとユーノスコスモは
基板の構成から見ると多分8ビットでしょう。

基板の構成ですが、古い順に行きますと

FC3S  後期型 2枚
FD3S 8ビット 2枚

左 FC3S 右 FD3S 8ビット

FD3Sの8ビット 2枚
FD3Sの16ビット 1枚

左 8ビット 右16ビット

コネクタについては、

FC3S 後期型
細い端子と太い端子の使い分け有り

FC3S用

FD3S 8ビット
細い端子と太い端子の使い分け有り

FD3S 16ビット
全部同じ太さの端子

なんで、太い端子と細い端子があるかって?

そりゃ、電流がたくさん流れそうなところは太くして、少ししか流れないところはそれなりに…

FD3Sの8ビット基板の例で行くと、太い端子は、電源、アース、インジェクタの駆動回路…

回路設計の人も最初のうちは、基板の容量とか、焼けたりしないか心配でしょう。
でも、問題が無いと分かればマイナーチェンジのたびにコストダウンが強いられて、
基板の枚数が減れば安くなりそう…とかなんとかで、1枚に集約されたのかな…想像ですが。

あの、2枚の基板を1枚にまとめると相当に集約されています。

かといって、カタログの謳い文句にあるような
走りの差が8ビットと16ビットで感じられるかというと…そんな話はあんまり聞いたことない??

逆に言うと16ビットになって、省略されてしまった制御もあります。

また、端子が細いからといっても、
電源やアースなどは配線を2本合わせて使ったりして容量は確保してありますので、
16ビットでも悲観することはないと思います。

どっちかいうと、16ビットになって省略された部分のほうが問題かなと個人的には思います。

参考までに、SKYACTIV-DのPCMは
もっと大変なことになっています。

多分32ビットでしょう。

CANの通信ラインはLANケーブルと同様に
ノイズ防止の為にツイストしてあります。
イモビライザーと通信していますので、
物理的にPCMを交換するとIDが不一致となり
エンジンも始動しません。

こいつでFCやFDが駆動できると、
またまた面白いことができそうですけど…
今のところ実現は難しそうです…