先日ご来店のロードスターのお客様。
現行モデルロードスターです。

乗換えて2台目のロードスターで、1台目からのパーツを移植中だそうです。

ガチガチのフルバケ2脚を移植してから、チェックランプが点いてしまったとのこと。
バッテリーのマイナス外してリセットを試みましたが消えません。
行きつけのショップで相談されたようですが・・・

「現行モデルはマツダの診断機でないと見れないよ」と言われて、困り果ててご来店です。

現行ロードスターに使う診断機はMDARSでないといけないので、汎用の診断機は使うことが出来ません。

そこで弊社のことが思い浮かんで、ご来店いただきました。

一通り成り行きをお伺いして、
「シートの交換後エアバックキャンセラーも取り付けたし…」ということです。

そんなことで、これは無理かもとおもいつつ診断機で見てみると。

”助手席側サイドエアバック‐展開コントロール”がエラーもとで、
「回路の断線」とのことです。

キャンセラーつける前にキーオンして断線を拾ったようですが、
この時点ではエラーをクリアしても消えません。

これは、エアバックの異常でいったんシートをもとに戻さないと
クリアできないパターンかなと…思いましたが、

同じシート付けてて運転席側は正常なので、
もしかしてエアバックキャンセラーが助手席側だけ機能していない??

もう一度、オーナーさんに事情を説明して、助手席のエアバックキャンセラーを
確認してもらったら・・・外れてましたwww

正しく装着して、再度エラーをクリアしたら、正常に戻りました。

(ジルコンサンドがアダルトで中々カッコいい)

この世代のクルマに社外品は推奨は出来ませんが、自己責任でお願いします。

今回は上手く行きましたが、エアバックモジュールは一度”展開した”という情報が入ると
リセットできないらしいので、お気を付けください。

もう、この世代のエラー診断はドキドキすることばかりです(苦笑)

あと、この作業には相応の診断料を戴いておりますので、ご了承ください。