前回、MAZDA767Bの裏側をお見せしましたが、
今回は表側です。

車体の上面を流れてきた空気は、
後方でその特徴的なリアウィングによって
整流され後方に流されていきます。

ここで、リアウイングをよく見てみると、
ウイングエレメントが2段になっています。
これは、1枚目のウイングで整流された空気が
2枚目のウイングの下面に入り込むことでさらに増速され
トータルでみると1枚羽よりダウンフォースが得られるようです。

また、ウイングの最後端には小さなL型アングルがついています。

これは、ガーニーフラップと呼ばれる空力装置です。
以前より名前は知っていたのですが、
今回改めてググってみますと…人の名前だったようです。

さらに、進化した787Bでは、
リアカウルの後端にもガーニーフラップが追加されています。

ル・マンに勝つために可能性のあることにすべて挑戦した結果と思われます。