こんにちは!
大盛況のうちに幕を閉じた、トヨタ メガウェブ DDDL2019!
イベント終了からしばらく日にちが空いてしまいましたが、いよいよ本番の様子をお届けいたします^^
時は戻り、当日の朝……
素晴らしい朝です!
全体的に薄黄色く曇っているのがわかりますか?
おおよそ花粉です!
今年は例年の4倍の威力だとか。
昨晩願掛けに飲んだアレジオンに一縷の望みをかけ、いざ、出陣!
会場に到着すると、
花粉をものともしない、熱い戦士の皆様が出迎えてくれました。
本番走行は午後からですが、午前中にデモ走行をします。
指示を受けながら、一連の流れに沿って車たちが動き出します。
こちらはTOYOTAシリーズ。
手前からTOYOTA800,TOYOTA1600,そして奥は2000GTではございません。
希少車、左ハンドルのTOYOTA2300GT!
てなわけで、合計 TOYOTA 4700GTの皆様でした。
767Bは最後の走行なので、しばらく他の車種の走行を眺めていると、
忙しいスケジュールを縫って、小早川さんが駆けつけてくれました!
小早川さんはロータリーエンジン初期の開発からRX-7・FD3Sの開発主査も勤められ、北米マツダの副社長を経て現在はモータージャーナリストとして雑誌や書籍を執筆されています。
多忙の中、常にTeam 767B Hoshinoを気にかけてくださる、父のような存在です。
走行前にみんなで記念写真を撮りました^^
さぁ〜、そろそろ暖気しましょうか!
…ちょっと音でかすぎひん?(鼻水)
ちなみに、のちにパドックウォーク解放した際の暖機時、音量を計測してくださった有志がいらっしゃいました。
同条件で録音した767Bの空ぶかしが音割れしてなかったのでC61の汽笛>>>767Bの空ぶかしってことになるのか pic.twitter.com/KG6PGr8SRL
— 噌 (@Msk2046m) March 12, 2019
SL機関車よりは静かな模様。
とはいえ、今回は環境の相乗効果で本当に爆音で……
マツダ767Bのエンジン音。
あまりの爆音に耳が潰れるかと思ったですよ。
でも耳が幸せ pic.twitter.com/qhlKNXrVKW— 栗原祥光 (@yosh_kurihara) March 10, 2019
ですよねw
ですが、本番では本当にたくさんの人が感動してくださいました!
さて、少々時系列が前後しましたが暖機・テスト走行を終えると午前11時半。
ここからお昼過ぎ13時のパドック一般解放までしばらく時間があります。
なので、やまぴーと西原さんとともに僕らは館内を観光することに。
おお〜!
これが昨年のル・マン総合優勝車両・TS050!(一番手前)
このマシン、諸般の事情により国内では走行させるのが難しいのです。
広いフロアを抜けて奥のモールを進むと、
クラシックカーの展示エリアが見えてきます。
ここでは建物のセットが作られており、風景の中に溶け込む旧車を楽しむことができます。
今回は時間の都合で流し見でしたが、少しだけ紹介!
コスモスポーツ!
風景も相まって美しさ3割増ですね!フロントウィンドウの写り込みが最高です。
でっかw
ただでさえデカい西原さんが小さく見えるサイズ感、この車はキャデラック・62。
リッターいくらなんだろうなぁとか、自動車税を考えてしまうのは貧乏人故……
余談ですが、767Bは場合によってはリッター2km程度の燃費です。
と、ここで僕の琴線に触れる車が!!
246 GTS Dino!!
フェラーリですが、フェラーリじゃないんです!
フェラーリ氏の息子が生前にアイディアを練ったV6エンジンを搭載し、息子の死後に彼の愛称”ディーノ”と名付けられ誕生したフェラーリ史上初のミッドシップ2シーターです。
初代は206、246はその後継機ですね。GTとGTSがあり、GTSは(割愛)
生粋のフェラーリファンからは「これは違う」と思われるかもしれませんが…
僕はフェラーリの中では一番美しいと思っています。250よりも、246。
今から半世紀前のデザインとは思えない、フロントからリアにかけて躍動感のあるフェンダー構成と美しい切り落としのテール。どの角度から見ても美しいですね。
と、語り続けるときりがないのでこの辺で次へ……
あぁー!あれは!!
DMC12!!
デロリアンと呼んだそこのあなた!まだまだですね!(やかましい)
ちょっと10行だけ語らせてもらっていいですか!
バックトゥザ(打つのがめんどくさいので割愛)でおなじみのこのデロリアン(結局そう呼ぶ)、実は悲しい物語があり…
当時GMの副社長を務めていたジョン・ザッカリー・デロリアン氏は会社をやめ、自分の思い描く理想の車を作るためデロリアン・モータース・カンパニーを設立します。117クーペやランチアデルタなどで知られるデザインの巨匠・ジウジアーロによる外装デザインは斬新で、ステンレスを纏った外観はまさにタイムマシン。のちにバック(略)で採用され一躍有名となりますが、その頃にはすでにこの会社は無くなっているのです。
というのも、このクルマ、現在のレートで約700万円以上という高額な販売額とは裏腹に、車格の割に非力な3.0L-V6-SOCHエンジンを搭載し、あまり走らない…上に、相次ぐ故障。
抱えていたバックオーダーは大量キャンセルとなり、経営不振に陥り、そして創設者のデロリアン氏のスキャンダルも漏れて工場は閉鎖の道を歩むのでした……
が、しかし
DMC倒産後も物語は続きます。時は流れて90年代の終わり、このクルマを映画で見た一人の少年が、その美しさに一目惚れ、一気にクルマの世界へと引き込まれていきます。
いつか映画さながらにガルウィングを持ち上げ、真っ白なナイキのシューズの足を繰り出し、涼しい顔で街に繰り出すことを夢見て……
気づけば隣は緑とオレンジ。
ちなみにスニーカーはアディダス。
僕の車の原点はDMC12もとい、デロリアンなのです。とても思い入れのある車なので、メガウェブで出会えた時は感動しましたね!
どうですか!
一人でこんだけ盛り上がるものですから、当然他二人は白い目です。
もう慣れたもんですが。
こうしてしばしの観光を楽しみ、767Bの元へと戻るのでした……
後編へ続く!
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