出会いは中学校での遠足。
それぞれが持ち寄ったお菓子を嗜む至福の一時に殴り込んできた、暴君。
それこそが、
暴君ハバネロ
ハバネロという唐辛子をこの世に知らしめたのは、このお菓子だと思っています。
ギネスに載るほどの辛さを誇るこのハバネロの粉末を練り込まれたポテトリングなのですが、パッケージのインパクトにビビりつつも、持ち寄った同級生たちと一度口に放り込む……
途端に、平和だった昼下がりのお菓子タイムは阿鼻驚嘆の世紀末に。
文字通り目から火が出る様な辛さ!
限りある水筒の水分を全て持ち去る一撃にのたうちまわること必死のその辛さは、僕たちの脳裏に恐ろしい記憶として刻まれました。
その後も怖いもの見たさにスーパーでこのスナック菓子を買うも、消費に1ヶ月掛かった記憶があります。
さて、時は流れ十余年。
久々の再開です!!
ヴォルデモートに再開したハリーのような気分で開封。
そして、恐る恐る口に放り込むと……
あれっ
辛くない……
舌が大人になったのか?それとも、思い出補正で辛く感じた?
例えるなら、絶対ウケると思って投稿した動画でアカウントごと削除されるくらいの驚きです(分かりにくい)
あまりの辛くなさにちょっと不安になり、Googleで調べてみたところ……
どうやら、そう感じていたのは僕だけではなかった模様。
そして、実際に辛さは抑えられているとのことでした。
なんでも、あまりの辛さに売り上げが減少。その後、仕方なく(?)辛さを控えていき、旨辛のスナック菓子へとなっていったのです。
正直、昔の刺す様な辛さを期待していただけになんとも物足りない気がしますが、
これはこれで美味しいので気軽にツマめますよ!
辛さは控えられても味自体は昔ながらなので、ノスタルジックな気持ちになります。
外で見かけたら手に取ってみてはいかがでしょう?
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