シラッキーは寡黙な男です。
寡黙といっても、偏屈ではなく無駄口をたたかないという意味です。
寡黙ですがたまにおもろいことを「ズバッ」と言って、
みんなを笑わせます。

そんな彼の通勤快速はNB8RC後期型です。
通勤快速といっても、社長から与えられた課題があり
こいつに、フルコンをぶっこんで、チューニングのイロハから勉強するということです。

フルコンといえば、社長の推しは「MoTeC」ですが、
今回は、ボクが使ってみたかったので「LINK ECU」です

LINKの場合、各車種用にある程度ベースのデータが入ったものと
純正メインハーネスがそのままカップラーオンの変換基板がセットになったものがあります。
NBロードスターは運良くこのセットがありました。

早速、注文して物が届きました・・・
開封してみると・・・ほんまにむき出しの基板の状態で来ましたw

そうです、純正のコンピューターのケースから基板を取り外し、この基板と入れ替えるということだったのです。
しばらくは、純正と比較しながらテストするので、純正のコンピューターのケースはまだ流用できません。

そこら辺、ゴソってみると丁度いいのがありました・・・

FD3S用のケースがありましたので、加工してLINKを仕込んでみましたw

LINKの内蔵圧力センサー用に、マニからホースを引いてますが、
ジョイントを入れて、すぐにノーマルに戻せるようにしてあります。

フルコンなんですけど、ベースのデータが入っていますので、
マニの圧力を取り込んでやれば、すぐにエンジンが掛かります。
驚きです!!ほぼPower-FC並みの簡単さです。
まあ、ここからが本番ですが、一応すぐに走れます。

社長に顛末を報告したところ、
「そんなもん、自分でデータをいじろうなんて十年早いわ」ということで、
先ずは純正コンピューターでA/F計を付けて、
純正がどのようにA/Fをコントロールしているかを、
体感で覚えろとの下命が下りました・・・続く