手のひらサイズにREの半世紀を
そのほとんどが手書きで綴られた、
オリジナル・ライセンスケース
多くの人間ドラマを生んだロータリーエンジンだからこそ、どこか人間臭さの残る手書きの風合いにこだわりました。
およそ7年という歳月をかけて作られたロータリーエンジンは、数々の名車を生み、数々のレースで名声を勝ち取ってきました。
その歩みをこのコンパクトなケースに収めることで、忘れられることなく、いつまでも語り継がれると信じています。
フロントのSAVE ROTARYには、そんな思いを込めました。
角度を変えてみる。
車検証というとどこか事務的な響きですが、少し見方を変えると、オーナーとクルマを結ぶ証だと考えています。
初めてオーナーになった時のことを、まだ覚えていますか。
車検を終えた後の新鮮な気持ち、抱いたことありませんか。
泣く泣く、手放したこともあるかもしれません。
あの一枚の紙は、私たちがクルマと関わっていく上で、思い出のターニングポイントにあります。
人によってクルマとの接し方は様々ですが、少なくともここを読まれているということは、他の人とは違った角度で、特別な思いを抱いて接しているはず。
大切なクルマとの絆の証だからこそ、ちょっとだけ良いモノに入れたいですよね。
どうしても入れたかった、あの瞬間。
年表の最後には、91′ 787B Le Mans 24h Victoryと描かれています。
これはコスモスポーツから始まったREモータースポーツの歴史を飾った、飽くなき挑戦のひとつなのです。
ここでは、多くを語ることはしません。
ただしひとつだけ。
このエンジンに人生を賭けた男たちが居たということを、どうか忘れず、伝え続けてください。