閉まったのか、閉まってないのかがよくわからない、
噛み合わせのいい加減なFDのバッテリーケースの蓋ですが、
最近入庫されるお客様の車を見ていると意外とついていません。
大型インタークーラーに交換した男前な車は、
蓋だけでなくケースもトレイも無くなっている例があります。
蓋が無いとバッテリーから発生した各種の強酸がボンネットを腐らせてしまいます。
またトレイが無いとこぼれたバッテリー液が、下のメンバーを腐らせてしまいます。
塗装がボロボロになると、錆が発生して手遅れになってしまいます。
また、バッテリーケースについては、高温のエンジンルーム内で
少しでもバッテリーを長持ちさせるべく、
インタークーラーのダクトからバッテリーケースへ冷却用のエアの通路が確保されています。
なるべくバッテリーを後方に設置すると、
ケース内のエアフローが確保されてバッテリーの設置環境が良くなりますのでお試しください。
そういうわけなので、バッテリーをリアに移設している人はきちっとしたケースに入れて
時々は点検してください。
”俺はドライバッテリーだから関係ねえよ”ってかたはスルーしてください。
ちなみに、僕の古いバイクのバッテリーはホースの差込口があって、
そのホースが車体の下の方まで伸びて行って大気解放されています。
そうそう、じゃあ純正でトランクにバッテリー積んでるロードスターはどうなのよ?
やっぱり、ホースがついているようです。
ロードスターバッテリーの謎
まだ、蓋は新品が買えますので心配の方はお早めに~
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