Project Description
富士スピードウェイでテスト走行を行いました
2年半ぶりの“全開走行”
この日、富士スピードウェイに現れた白いボディのマシン。
彩色前のこのマシンが一体何者か説明するには、言葉で伝えるよりもエンジンをかけた方が早い。世界唯一の4ローターエンジンは、独特なアイドリング音を響かせる。700馬力のレーシングエンジンは、ECUのセッティングによって一般車に近い穏やかな安定したアイドリングでその時を待った。
いよいよその時が来た。クラッチがつながると“767B”は滑らかにピットを後にした。これは30年前のマシンだ。かつてサルテ・サーキットを24時間走り抜けた正真正銘のル・マン・マシンである。先の事故の面影は全く見られない。
この後、9,300回転という当時さながらの“天使の咆哮”を響かせた767Bは、関係者を唸らせ、同時の私たちの技術力の高さを証明したのである。
Project Details
DATE
March 14th, 2016
CLIENT
Client Company Name
PROJECT TYPE
Commercial
CONTRACTOR
ThemeFusion Company