昨日の雨も上がり、晴れ間が見えて来た本日月曜日は中村屋は定休日です。

最近は仕事終わりにふらっとレンタル屋へ行き、映画を見て過ごすことが多いのですが

個人的にヒットしたのは、以前から気になっていたこの作品。

 

 

 

2017年公開

アトミック・ブロンド

 

ベルリンの壁崩壊を目前に控えた80年代末期のドイツを舞台に、MI6の諜報員を殺害した謎の組織を追うべく同じくMI6の女スパイ「ブロートン」が送り込まれるというシンプルな筋書き。

 

だと思っていたのですが

 

 

これがなかなか話が拗れます。下手にレビューするとネタバレになるので、是非予備知識なしに観賞されることをお勧めしますw

 

監督は「ジョン・ウィック」「デッド・プール2」を務めたデヴィッド・リーチ。元々スタントマンということもあり、アクションシーンは力が入っています。ジョン・ウィックでもそうでしたが主人公がバッタバッタと敵をなぎ倒し、攻撃は一切当たらないという無敵ヒーローな王道アクションではなく、本物志向の泥臭い殴り合いが特徴的です。特に本作では主人公が女ということもあり、細身の彼女が筋肉ムキムキの相手と素手でどう戦うのかというと

 

 

 

金的

 

 

 

理にかなっている……よね。

とにかくアクションシーンは素晴らしい。特に後半の長〜いワンカット(実際は何シーンかに分けてCGで合成しているらしいが)は必見です。

 

余談ですが、音楽や小物も個人的にはツボです。

80年代の小気味好いサウンドの中、飛行機で移動するブロートンが愛用するヘッドフォンはAKG。何を着ても画面映えし「プラダを着た悪魔」のように七変化していく様はさながらブロートンを演じる女優シャーリーズ・セロンのPVのよう。というか、多分そう。

 

人間離れしたすごいスタイリング

 

とにかく全体的にセンス良く纏まっており、007シリーズのような大衆向けのスパイ物と比べるとファン層を狙い撃ちしている感はありますがヒットする人には深く刺さる作品だと思いますw

 

おヒマがあれば是非観賞してみてください^^