はじめに

――1991623日、ついに日本のマツダが世界の頂点へと立った。24時間という過酷な耐久レースを走り抜けたマシンたちの心臓部には、かつて実現不可能と言われた幻のエンジン・ロータリーエンジン(RE)が搭載されていた。

いくつもの逆境を乗り越え、世界一の座を掴んだその物語は、今もなお伝説としてモータースポーツファンのみならず、世界中の人々の心を震わせている。

松浦國夫さんは、レース用REの技術監督を務めると共にマツダのレース活動を見守り続けた、マツダの歴史の語り部だ。魂を揺さぶる氏の30余年の活動の記録を、これより隔週金曜日に連載していく。

唯一無二の、世界一の技術者の仕事の裏舞台と人生を、その目に焼き付けてほしい。

第一回「誕生、REモータースポーツの語り部」

第二回「耐久レースの世界」(3/30掲載予定)

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2018-03-16T14:00:11+00:00